裁決事例 昭和48年3月31日裁決

裁決事例 昭和48年3月31日裁決

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昭和48年3月31日裁決

外国特許事務に係る弁理士報酬の収入金額の確定の時期は依頼者の検収が終了した時点であるとした事例

裁決事例集 第6集 5頁

要旨

 人的役務の提供による収入金額の収入すべき時期は、原則として人的役務の提供を完了した日であるが、弁理士業務のうち外国特許事務に係る報酬については、慣習として現地代理人を通じて出願事務を行い、現地代理人の諸経費をも含めて請求しているので、依頼者の検収が終了した時点において請求額が確定するものと解するのが妥当であり、また、請求人は継続してこの計算基準を採用しているので、その計算を認めるのが相当である。

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昭和48年3月31日裁決

弁護士報酬を土地で取得した場合の収入金額は取得の日の価額によるのが相当であるとした事例

裁決事例集 第6集 9頁

要旨

 弁護士報酬を土地で取得した場合、その評価の基準とすべき日は、当該土地につき再換地指定の効力が発生した日であり、地積は再換地後のものによるべきであって、また、その評価額は、本件土地に近接し、条件の類似すると認められる土地の取引価額に時点修正等を加味して評価するのが相当である。

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昭和48年3月31日裁決

賃貸借契約について紛争を解決するために支払った和解金は不動産所得の必要経費ではないとした事例

裁決事例集 第6集 14頁

要旨

 土地の賃貸契約に係る紛争について和解が成立し、当該土地の明渡しを受けるために支払った金額は、損害賠償金ではなく借地権の買戻しと認められ、また、訴訟に要した弁護士費用もその価額に加算すべき性質のもので、いずれも所得税法上の資産の取得費であり、不動産所得の金額の計算上控除される必要経費とは認められない。

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